この商いにまつわる口コミを探しますと、高い実績を示す声と、成果が出ずに困惑する声とが、同じ商いの中に並んで存在しております。長年この世界を見てまいりました私の目には、この二つの声がどちらも本当であるように映ります。それだけ成果のばらつきが大きいということかと存じます。
私が目利きの目で確かめたいと存じましたのは、この商いを教える側の年月と、加盟者の声の中身でございます。100万円を超える加盟金を預けるにあたり、預け先の履歴と、実際に加盟された方々の声とを、丁寧に確かめる必要があろうかと考えました。
口コミという言葉には、前向きな声も否定的な声も含まれます。私はどちらか一方だけを取り上げることはいたしません。ただ、声の出所と声の中身とを見極め、お客様の判断に資する材料を整理して申し上げるにとどめます。
商いの年月を確かめる。会社設立から2年、履歴の短さをどう見るか
株式会社DREAM PONYの設立時期と事業の位置づけ
まず確かめたいと存じますのは、この商いを支えている履歴でございます。株式会社DREAM PONYは2024年4月11日に設立されております。すなわち、この会社が商いを始めてから2年が経っていないということでございます。
ブランド物販プラスは同社が運営する4つのフランチャイズブランドのうち最も古い事業であると、公式の情報に記されております。会社設立が2024年4月であることを踏まえますと、この事業もまた2年分の年月しか積み重ねていないということになります。
2年が短いと申し上げているのではございません。ただ、フランチャイズの窓口に掲載された情報によれば、加盟金の回収期間は6ヶ月からとされておりますが、知恵袋の投稿には加盟金と保証金を合わせて150万円を支払ったとの記載もございます。仮に月5万円の利益が続いたとして、150万円を取り戻すまでには30ヶ月、すなわち2年半を要します。
商いが続いてきた年月が2年に満たず、加盟金を回収するまでの年月が2年から2年半であるという釣り合いを、どうご覧になるか。これは加盟を検討なさる方が、ご自身でお確かめになるべき事柄かと存じます。
2回の名称変更と、その理由が明かされていないこと
もう一つ、履歴を見る上で気になりましたのが、この事業の名称が2回変わっているという事実でございます。当初はBuyLink(バイリンク)、次にBUYUP(バイアップ)、そして現在のBRAND物販PLUS(ブランド物販プラス)へと変遷しております。
名称を変えること自体を問題視しているのではございません。事業の方向性を明確にするため、あるいはお客様により分かりやすくお伝えするため、名称を改めることは商いにおいて珍しいことではございません。
ただ、2回も名称を変えながら、その理由が公式に明かされていないという点には、目利きとして関心を持ちます。名称の変更には、必ず理由があるものでございます。事業内容の変更であったのか、対象とするお客様の変更であったのか、あるいは過去の評判を整理する意図があったのか。その理由を知ることは、この商いの履歴を正しく理解する上で大切な材料になろうかと存じます。
現在、インターネット上でこの事業を検索いたしますと、BUYUP(バイアップ)という旧名称での口コミが多く見つかります。これらの口コミは現在のBRAND物販PLUSにも当てはまる内容でございます。名称は変わりましても、運営会社と事業の中身は同じであるためです。お客様がこの事業について調べられる際には、旧名称での情報も含めてご覧になることをお勧めいたします。
口コミに現れた声の二つの層。広告掲載側の声と、加盟者の直接の声
紹介メディアに掲載された前向きな声と、その水準
この商いの口コミを探しますと、前向きな声と否定的な声とが、はっきりと分かれて存在しております。まず、前向きな声から見てまいります。
サービス紹介メディアに掲載された加盟者の声には、月5万円前後の利益を得ているとの体験談が掲載されております。37歳の営業職の方が4ヶ月目から月5万円前後の利益を得ている、42歳のIT系管理職の方が週1回のミーティングサポートを受けながら月10万円前後の利益で安定している、といった内容でございます。
これらの声には共通した評価がございます。未経験からでも始めやすい、在宅や副業にフィットする、サポートが充実している、といった点でございます。いずれも、この商いの仕組みそのものを評価する内容となっております。
ただし、ここで確認しておくべき事実がございます。これらの声を掲載しているメディアは、広告掲載料を受け取る立場にあるということです。掲載される声は選別されている、と見るのが自然かと存じます。
また、これらの声で語られている利益の水準は、月5万円から10万円という範囲でございます。この数字は、後ほど見てまいります公式の実績例とは、桁が異なります。
Yahoo知恵袋に投稿された加盟者の体験談
一方、Yahoo知恵袋には、加盟を検討している方の不安と、加盟後に困惑している方の声とが投稿されております。
2025年6月20日の投稿には、加盟金と保証金を合わせて150万円を振り込む予定だが、詐欺ではないかと不安を抱いている方の相談が掲載されております。Yahoo知恵袋の該当投稿をご覧いただければ、その不安の内容が分かります。この投稿への回答には「特殊詐欺ではないが、儲かるかどうかは別問題」との助言が寄せられております。
より重い声がございます。加盟後の体験談として、「私もバイアップのバイマのフランチャイズ加盟しました。騙されたかもしれません。まず連絡も遅い。何も売れない。ものがなさすぎる。言われてた事とかけ離れすぎてる」との投稿が確認できました。こちらの知恵袋投稿でございます。
この投稿は、加盟者ご本人による直接の体験談でございます。紹介メディアの声とは異なり、広告掲載側のフィルターを通っていない生の声でございます。私が目利きとして重く受け止めますのは、こうした一次情報でございます。
「何も売れない」「言われたことと違う」という声の重み
知恵袋には他にも、加盟を検討している方々の疑問や不安が多数投稿されております。2026年4月13日の投稿では、「誰か利用された方いますか?」との質問に対し、「ネット上では高額な初期費用や契約内容について注意喚起がなされています。あなた以外にもたくさんの人がこの手法に引っかかっています。ズバリ、やめるべき」との回答が寄せられ、3人の共感と575回の閲覧を得ております。
さらに、元執行役員を名乗る方の投稿もございます。この方は「フランチャイズの在り方や会社経営の部分(主に営業時のアプローチ)について疑義や不信感を抱き退職。インセンティブや給料も未払い。営業時の表現や出している実績に現在も疑問を持っている」と記しておられます。
これらの声に共通しておりますのは、事前の説明と実際の成果との間に大きな隔たりがあったという体験でございます。広告や説明で示された数字と、自分が得た成果とが違う、というお声です。
口コミを見極める上で大切なのは、声の出所を確かめることでございます。前向きな声は紹介メディアに掲載されたもので、掲載側は広告掲載料を受け取る立場にあります。一方、否定的な声は匿名ではございますが、加盟者ご本人が直接投稿されたものでございます。どちらの声に重きを置かれるかは、お客様のご判断に委ねます。
公式実績との桁の差。成果のばらつきが生まれる構造
月利60万円超の実績例と、月5万円の声
ここで、公式に掲載されている実績例と、実際の口コミとを並べて見てまいります。
公式の実績例には、加盟6ヶ月目で売上585万円、利益61万円を得た方、売上687万円、利益69万円を得た方、売上443万円、利益56万円を得た方といった数字が並んでおります。さらに上位の実績として、月商948万円で利益172万円、月商1,860万円で利益238万円という数字も掲載されております。
一方、先ほどご紹介いたしました紹介メディアの前向きな声では、月5万円から10万円という水準でございました。
月利238万円と月利5万円では、約48倍の開きがございます。同じフランチャイズに加盟しながら、成果にこれほどの幅が生まれるということは、何を意味しているのでしょうか。
公式の実績例が虚偽であると申し上げているのではございません。ただ、フランチャイズの窓口には「一例であり、新規開業時の予測を示すものではございません」との注記が付されております。すなわち、公式ご自身が、これらの数字は予測ではないと明言しておられるのです。
3段階モデルから見えてくる加盟者の分布
成果のばらつきの理由を理解するため、この商いの仕組みを確認いたします。
運営者情報が不明な擁護サイトではございますが、そこに詳しいビジネスモデルの説明が掲載されております。それによりますと、この商いは3段階に分かれているとのことでございます。
第1段階は、自動出品ツールを使ってミドルブランドを大量に出品し、BUYMAでの評価を育てる段階です。目標利益は初月5万円から10万円、半年目に20万円から30万円とされております。
第2段階は、評価が上がったアカウントでシャネルやエルメスといったハイブランドの無在庫販売に移行する段階です。月利50万円程度が無在庫の上限とされております。
第3段階は、本部側と共同で設立した在庫管理会社が年間数千万円規模の在庫を抱え、加盟者は資金ゼロでその在庫を販売する有在庫販売の段階でございます。
この3段階モデルを見ますと、第1段階の目標利益が月5万円から10万円という数字であることが分かります。これは、紹介メディアに掲載された前向きな声の水準と一致いたします。
すなわち、紹介メディアで前向きな評価をしておられる方々は、第1段階を達成された方々である、と見ることができます。一方、公式実績例の月利60万円以上という数字は、第2段階ないし第3段階に到達した方々の成果であろうかと推察されます。
第3段階に到達した加盟者の数は、公式にも擁護サイトにも記載されておりません。公式実績例が上位の成果を示すものであるとすれば、多くの加盟者は第1段階にとどまっている、と見るのが自然かと存じます。
加盟者同士の競合という構造
もう一つ、成果のばらつきを生む構造的な理由がございます。
このフランチャイズでは、加盟者が「世界120拠点以上を謳う仕入れネットワーク」を共有して商品を仕入れ、同じBUYMAというプラットフォームに出品いたします。すなわち、同じ仕入れルートから同じ商品を仕入れた複数の加盟者が、同じ市場で販売することになります。
加盟者が増えれば増えるほど、同じ商品を出品する店舗が増え、価格競争が生じやすくなります。知恵袋の回答者も「ECのFCは加盟店が増えれば増えるほど競合が増えて個々の店舗が儲からなくなる」と指摘しております。
公式は340店以上の販促データ、200社以上のコンサル実績を謳っておられます。この数字が正しいとすれば、数百の加盟者が同じ市場で競い合っているということになります。
先に加盟して評価を育て、ハイブランドの販売に移行できた方と、後から加盟して第1段階で競合に直面している方とでは、成果に大きな差が生まれるのは当然のことかと存じます。
確認が及ばなかった点。教える側の履歴と、離脱者の数
代表者と指導者がこの商いを何年続けてこられたか
私が目利きとして最も知りたかったのは、この商いを教える側の方が、ご自身でこの商いをどれだけの年月続けてこられたか、という一点でございます。
会社の設立が2024年4月であることは確認できました。代表者のお名前も、一ノ瀬続輝様であることが公開されております。しかしながら、代表者がこの商いをご自身で何年実践してこられたか、どの程度の成果を上げてこられたか、という履歴を確認することができませんでした。
公式サイトのBRAND物販PLUS公式サイトを拝見いたしましても、会社概要は掲載されておりますが、代表者の経歴や実績については詳しく記されておりません。
商いを教える立場にある方の履歴は、その商いの品質を測る上で最も確かな物差しでございます。10年この商いを続けてこられた方と、2年前に始められた方とでは、教えられることの深さが異なります。ご自身が困難を乗り越えてこられた年月が長いほど、教えを受ける側も確かな道筋を示していただけるものでございます。
暖簾は年月でしか育ちません。年月を確かめられぬまま暖簾の値打ちを申し上げるのは、目利きの仕事ではないと考えております。お客様におかれましては、この一点をご自身でお尋ねいただくのがよろしいかと存じます。
離脱率というもう一つの数字
もう一つ、確認が及ばなかった数字がございます。加盟者のうち、どれだけの方が途中で離脱されたか、という離脱率でございます。
擁護サイトには「詐欺や騙されたと書き込みをしている方のほとんどが、この最初の壁(初動の売上確保)を超えることができずに離脱していった方々ではないか」との記載がございます。この説明が正しいのであれば、離脱率と離脱時期のデータが判断材料として大変重要になります。
しかしながら、公式にも擁護サイトにも、離脱率を示す数字は掲載されておりません。何人が加盟し、何人が継続し、何人が離脱したのか。この数字を知ることができれば、知恵袋に投稿された否定的な声が全体の中でどれほどの割合を占めるのかを測ることができます。
外部ブログには「4ヶ月経過時点で売上ゼロ」との被害報告も見受けられます。これは同じ会社が運営する別のフランチャイズ(DPS)に関する報告でございますが、同じ会社の営業体制で運営されている以上、無関係とは申せません。
公式が2026年7月のプレスリリースで「ネット上に当社への厳しい声があることも承知したうえで」と述べておられることから、会社ご自身も否定的な声の存在を認めておられます。その声の数と、継続されている方の数との比率を知ることは、この商いの実態を測る上で欠かせない材料かと存じます。
年月と金額の釣り合いを、ご自身でお確かめいただきたい
加盟金100万円超と、商いが続いてきた2年という年月
ここまで、口コミに現れた声と、確認できた事実とを並べて見てまいりました。最後に、お客様にお伝えしたい所見を申し上げます。
この商いは、会社設立から2年が経っておりません。加盟金はフランチャイズの窓口では100万円、知恵袋の投稿では保証金を含めて150万円とされております。仮に月5万円の利益が続いたとして、150万円を取り戻すまでには2年半を要します。
すなわち、この商いが続いてきた年月と、加盟金を回収するまでにかかる年月とが、ほぼ同じ長さになるということでございます。
この釣り合いをどうご覧になるか。これは、お客様ご自身が決めるべき事柄でございます。私が申し上げられますのは、長年商いを見てきた目から見て、この釣り合いは慎重に検討なさるべき事柄である、ということだけでございます。
加盟金を回収する期間中に、万が一この商いが続かなくなった場合、預けた金額は戻ってまいりません。2年という年月は、その商いが10年後も20年後も続くかどうかを測るには、短い履歴でございます。
安易な期待を戒め、判断はお客様に委ねる
口コミには、前向きな声も否定的な声も両方ございました。どちらの声も、本当であろうと私は見ております。成果を上げておられる方もおられれば、成果が出ずに困惑しておられる方もおられる。その幅が大変大きいということかと存じます。
公式の実績例は上位の成果を示すものでございます。その数字を自分も得られると期待なさるのは、安易なことかと存じます。紹介メディアの前向きな声でさえ、月5万円から10万円という水準でございました。この水準で加盟金を回収するには、2年から3年を要します。
一方で、知恵袋には「何も売れない」「言われたことと違う」という加盟者ご本人の声がございました。この声を軽く見ることもまた、安易なことかと存じます。
私が確認できなかった点も正直に申し上げました。教える側の履歴と、離脱者の数でございます。この二つは、この商いの品質を測る上で欠かせない材料でございます。お客様がこの商いを検討なさるのであれば、この二点を直接お尋ねになることをお勧めいたします。
100万円を超える金額を預けるにあたり、安易な期待は禁物でございます。公式の数字も、口コミの声も、すべてを材料として、ご自身の目でお確かめになることが大切かと存じます。判断は、お客様に委ねます。

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